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治療家のための“伝わる”英語勉強法2 第1回 海外で活躍する鍵は「英語力」
2018.02.13

第1回 海外で活躍する鍵は「英語力」 by斎藤大介

2013年9月8日、ブエノスアイレスで行われた2020年オリンピック開催地最終選考で、ほかの候補都市を抑えて東京が選ばれました。このとき私は、それまで自分のなかにあった「英語を勉強したい」「海外で活躍できるトレーナーになりたい」という思いをはっきりと自覚したのでした。そして、この日から約1カ月後に海外への移住を決意し、半年後にはオーストラリアで働いていました。

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私は学生時代に英語が得意だったわけではなく、大学受験もしていないので英語の基礎もまったくなく、28歳まで全く英語を使わない環境にいました。日本を離れて5年目になりますが、英語に関していろいろな失敗をしながら試行錯誤をして、何とかアメリカで英語にほとんど支障なく生活できるようになりました。 世界的にみても日本の治療技術は非常に高いレベルにあり、メジャーリーグや欧州のサッカーリーグでも多くの日本人治療家が活躍しています。ただ、日本以外の非英語圏出身者と比べて、日本人の英語力は低いと感じます。なぜなら、ほかの国では流暢な英語は喋れなくても、“伝わる”レベルに達している人が多いからです。 つまり、「世界的にみてもかなり高いレベルの仕事ができるのに、英語力がないために海外で働くチャンスがない」のが、多くの日本人治療家の現状だと思います。それを裏付けるように、現在私が管理しているFacebookコミュニティ「Global Trainer Project」にも、非常に多くの人から「海外で働きたい」という問い合わせがあります。なかでも一番多いのが、「英語を勉強したいが、何をしたらよいか分からない」という相談です。 そこで、これまでの経験から確立した自分なりの英語勉強法の理論を、このCIANAサイトで7回にわたって紹介しました。   治療家のための“伝わる”英語勉強法 第1回 海外に住むだけでは英語は話せない! 第2回 名詞を覚えよう 第3回 頻出パターンを習得する 第4回 英作文トレーニング 第5回 リスニングを強化しよう! 第6回 オンライン英会話を活用する! 第7回 総合力を伸ばす ところで、英語を習得するのに一番よい方法は「環境を変えること」です。私が実際に留学したフィリピン・セブ島の語学学校「3Dアカデミー」についても、3回にわたってレポートしています。 治療家のための“伝わる”英語勉強法 フィリピン留学編 第1回  第2回  第3回    そして今回、同校の協力を得て、治療家が「効率的に」「最高の環境で」「経済的に」英語を勉強できる環境を整えることができました。現在、フィリピン留学は欧米の大学に進学するにも、ビジネス英語を身につけるにも、多くのケースで語学習得の主流になっています。日本の治療家の間ではまだまだ知名度は低いですが、この連載を通じて多くの方に知っていただき、日本の治療家が世界へ飛躍するお手伝いができればうれしいです。 次回以降、さらに具体的な英語の勉強方法や、フィリピン留学のプランに加えて、海外で実際にトレーナーが働くさまざまな現場を紹介する予定です。  

プロフィール

斎藤大介(さいとう・だいすけ) 1985年、群馬県生まれ。高校卒業後、柔道整復師、鍼灸師、あん摩指圧マッサージ師の資格を取得。2010年、ファイテン株式会社に入社し、企業のトレーナーとしてプロ野球選手、プロゴルファー、ビーチバレー、大学駅伝などの選手を担当。2014年に独立し渡豪。ゴルフの名門AnKゴルフアカデミーの専属トレーナーとして活動しながら、2015年8月にJAPANESE SPORTS MASSAGEをオーストラリア・ゴールドコーストに開業。2016年9月よりアメリカ女子プロゴルフツアーにて、メジャーチャンピオン2名を含む4名の外国人選手と契約。