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日本指圧専門学校にてフランス人への浪越指圧セミナーを開催
2017.04.14


日本指圧専門学校では、2月7日、8日と20日〜24日の2回にわたって、フランス人への浪越指圧セミナーを開催した。今回フランスから来日した受講者は計30人に及ぶ。

まず2日間のセミナーでは、フランスのFFST(フランス伝統指圧協会)から副代表を始め16人が参加した。FFSTとは、フランス国内に古くからある指圧団体で、会員数も1,600人にのぼる規模の大きい団体である。

本セミナーでは浪越雄二氏(浪越指圧治療センター主任)と大澤昌裕(同副主任)が講師を務め、サポートは横塚秀樹氏(同職員)、通訳はダニエル・メニニ氏が担当した。

講習内容は、浪越基本指圧。初日は正しい姿勢・指の使い方・圧の方向、そのほか四指の重要性などを伝える基本指圧の講習、2日目は横臥位にて頭部・頚部へのアプローチの講習を行った。

受講者には、基本の圧し方のほかにも、側頭筋や僧帽筋へアプローチする際、角度や圧の方向を変えることで力の伝わり方が変化することを、実践を通じて学んでもらえる機会となった。

2日間のセミナーにて鼡径部の圧し方を指導する大澤

2日間のセミナーにて鼡径部の圧し方を指導する大澤

続く5日間のセミナーでは、フランスで指圧を生業としている6人のほか、現在指圧を学んでいる学生など、計14人の受講者が訪れた。本セミナーでも引き続き浪越雄二氏と大澤昌裕が講師を、ダニエル・メニニ氏が通訳を務め、浪越基本指圧の講義を行った。

浪越基本指圧は全身を施術することで効果が高まるので、1日目は基本的な指の使い方・姿勢、仰臥位と伏臥位の下肢への指圧、2日目は仰臥位の上肢と前日の復習、3、4日目はそれぞれ伏臥位と横臥位の指圧、5日目は頭部・顔面・腹部への指圧というように、5日間で全身指圧の講習を行った。

初めて浪越指圧をする受講者でも分かりやすいよう、講師陣は正しい姿勢や指の使い方、圧の方向を丁寧に確認しながら指導を行った。

どちらのセミナーにおいても、受講者は皆非常に熱心で、母国に戻ってからも練習するために、セミナーの内容をメモや動画に残す姿が見られた。言葉の壁を越え、指圧のすばらしさが伝わる実感を得た機会であった。

5日間のセミナーにて腹部指圧の指の使い方を指導する浪越雄二氏

5日間のセミナーにて腹部指圧の指の使い方を指導する浪越雄二氏

 

(浪越指圧治療センター 大澤昌裕氏・報)

 

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