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治療家のための“伝わる”英語勉強法 フィリピン英語留学編 第3回(最終回)
2017.03.23

治療家のための“伝わる”英語勉強法
フィリピン英語留学編 第3回(最終回)

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文・写真:斎藤大介(Global Trainer Project)http://globalathlete.jp 
協力:3D ACADEMY http://3d-universal.com/


前回の記事(http://ciana.jp/articl/news/7776)では、朝の8時から18時まで授業がみっちりと入ったスケジュールの内容をご紹介させていただきましたが、具体的なイメージは湧きましたでしょうか? 日本ではありえない価格、環境であることは間違いないですね!

そんな中、私が実際に1カ月生活をした上で「こうしておけば・・・」と後悔した部分と、フィリピン留学をさらに充実させるために良かったと思ったことが多くあったので、私の考えをシェアさせていただきます。

 

授業以外の時間の使い方

8時から18時までに7時間授業があったとしても、それは1日24時間のうちの7時間に過ぎません。授業以外の時間は17時間もあります。つまり滞在中の70%の時間は授業以外の時間なのです!!その時間をどう使うかで、英語力の伸びが変わってくることは間違いありません!!

英語力を伸ばすうえで一番やってはいけないことは、日本人でかたまることです。

オーストラリアで出会った、英語の喋れない日本人は例外なく日本人とかたまって行動していました。朝・昼・夕食の1時間ずつの3時間+放課後の4時間、日本人と一緒にいて日本語を喋っていたら授業時間と同じ7時間、日本語を使って生活していることになります。その時間を意識して減らして、半分の3時間半にしたとしたら、それだけで週約25時間(丸1日分!!)の英語環境の差が出ます! 

特に週末は授業がないので、この部分を意識していないと日本にいるのと変わらない環境になってしまいます。いくら学校で素晴らしい授業が受けられても、この部分が意識できていないとせっかくの環境を無駄にしてしまいます。 

 

授業の復習

基本的に授業はスピーキングやライティングのアウトプット系科目が中心になります。英語を話す機会はとても貴重なので、授業中はどんどん英語を使うことに集中しましょう! 

単語や文法など、インプット系の一人でできる勉強は日本である程度しっかりと勉強してくることをおすすめします。一日の授業内容は膨大な量になります。あまりにも多くの単語を知らなかったり、英語の基礎ができていないと、それを調べることに多くの時間を費やしてしまい、授業内容の復習が十分にできません。そして、その日にわからなかったことをそのままにしておくと、次の日もまたさらに覚えることがあるので復習が追いつかなくなり、授業内容が身につかなくなってしまいます。予習よりも復習!そして復習よりも日本での事前準備が大切です。

 

事前のプランニング

cianaサイト_海外プランニング

この写真は私が留学前に個人的につくった、授業内容以外での個人的な勉強ノルマ表です。体重管理や1日2回のジムなど、仕事上のノルマも入っていますが、ほとんどは英語関連のノルマです。

スピーキング、ライティング、リーディング、リスニング、ボキャブラリーの主に5分野の英語について、自分の最終的な目標があるので、そこについて自分で必要だと思った勉強法を月のノルマとして習慣にしています。

たとえばスピーキング分野ですと、私の最終的な目標は『日本人独特の発音の矯正』『英語でセミナーをすること』の2つなので、主なトレーニングとしてはYouTubeやTED Talks(編集部注:学術などにおける英語でのプレゼンが視聴可能)などの動画をみて、字幕を見ながらひたすら喋り方を真似してみたり、音読専用のトレーニング本を使用して、英語独特のアクセントやスピードを強化しています。

ですが、結局これらのノルマは40%程度しか留学中に終えることができませんでした(涙)。授業の復習に予想以上の時間がかかったためですが、予想以上に授業が充実していたのでしょうがないという結論になりました(笑)。ただ事前の計画を立てることは非常に重要です。最終的な目標がはっきりしていないと、先生もどんな授業内容にしていいのか迷います。逆にはっきりとした目標があればそれに向けて最適な授業内容を提供してもらえます。

 

治療家の方向け短期おすすめ授業プラン

英語を習得しようと思ったら、留学期間はもちろん長いほど良いと思います。ですが、私は治療家の方にたとえ短期間でも英語留学することをおすすめします!

理由として、1日英語漬けの環境に身を置くことで一気に脳がギアチェンジされるので、英語を勉強することが習慣として身につき、英語を学ぶことに慣れます。習慣を変えるための期間には個人差はあると思いますが、1週間から1カ月みっちりとやることでかなり身についてくると思います。

治療院内で使う専門的な英語を身につけるのは、実はそこまで難しくはありません。コツは、頻繁に使う英語の表現をリストアップして、それを徹底的に覚えることです。

例)あいさつ、治療院への道順案内、電話対応、施術前説明、問診、施術中会話、施術後チェック、生活指導など。これに加えて誰もが知っているような身体の専門用語(筋肉、骨、内臓、薬)などを覚えておけば、ある程度は英語で対応できるようになります。

授業内容のリクエストとして、上にリストアップしたような治療院内で使う英会話項目から、たとえば1時間のクラスを電話対応だけ徹底的にトレーニングするとか、先生とロールプレイング形式で実際の施術の流れを英語でやってみるといったことなどができると思います。

こういった授業内容の提案に、3Dアカデミーの先生方はとても柔軟に対応してくださいます。1時間その項目を集中してトレーニングすれば、ある程度の必要表現がわかってくると思うので、今度はそれを覚えて、授業時間外で発音だけを徹底的にやるのも良いと思います。

 

最後に

英語が喋れたら人生が変わります。

これは私の経験上、間違いありません!!

クライアントの対象が何十倍にもなります。外国に行くだけでなく、日本に来られる外国人の方も対象になるので、他との差別化にもなります。実際、現在日本で英語に対応している治療院を見つけるのはとても難しいと思います。私は28歳まで英語環境ゼロの状態からスタートして、英語を勉強して人生が変わりました。英語の勉強を始めるのに遅いということはないと思います。

完璧な英語でなくても、伝わる英語さえマスターすれば道は拓けます。そして、そのための近道はフィリピンへの英語留学だと私の経験から断言します!!

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この度、トレーナー・治療家の方の海外進出のサポートができればとGlobal Trainer ProjectというFacebookページを作成しました。ご相談、ご質問はいつでも受け付けておりますので、以下のページまでいつでもご連絡下さい。

Facebookページ名『Global Traier Project グローバルトレーナープロジェクト』。Facebookにて『Global Trainer Project』、『グローバルトレーナープロジェクト』または『@gtp.project』と検索してください。

Global Athlete Project
HP http://globalathlete.jp
FB https://www.facebook.com/gtp.project/


3D Academy
http://3d-universal.com

 

プロフィール

斎藤大介(さいとう・だいすけ)
1985年、群馬県生まれ。高校卒業後、柔道整復師、鍼灸師、あん摩指圧マッサージ師の資格を取得。2010年、ファイテン株式会社に入社し、企業のトレーナーとしてプロ野球選手、プロゴルファー、ビーチバレー、大学駅伝などの選手を担当。2014年に独立し渡豪。ゴルフの名門AnKゴルフアカデミーの専属トレーナーとして活動しながら、2015年8月にJAPANESE SPORTS MASSAGEをオーストラリア・ゴールドコーストに開業。2016年9月よりアメリカ女子プロゴルフツアーにて、メジャーチャンピオン2名を含む4名の外国人選手と契約。