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第1回頭痛と眼精疲労におすすめのアロマオイルのブレンド

医道の日本社編集部

2016.10.31

書籍『マッサージ&アロマテラピー』より

第1回 頭痛と眼精疲労におすすめのアロマオイルのブレンド

Text:医道の日本社編集部


スマートフォンやパソコンの長時間の使用によって、頭痛や眼精疲労、肩こりなどが生じることをテクノストレス症候群と呼びます。テクノストレスは、身体的な症状だけではなく、時には、不安や落ち込みなどの精神的な症状を引き起こす原因にもなります。精神的な症状は身体的な症状に比べて、原因を特定しにくいものです。身体的な症状を感じた際には、早めに対処することが必要です。目的別にアロマオイルのブレンドを紹介している書籍『マッサージ&アロマテラピー』から、頭痛と眼精疲労に効果的なアロマオイルの活用法を紹介します。

 

頭痛に効果的な3つのオイル

ローズマリー

ローズマリーは、古くから強力な抗生物質として用いられていました。冷蔵庫が開発される以前には、ローズマリーを肉に巻くことで、肉が腐ることを防いでいたといわれています。
現在、ローズマリーの精油は、マッサージや入浴時のトリートメントとして用いると頭痛や筋肉痛、こむらがえり、動脈硬化、血行不良、便秘などの筋骨格系や循環器系、中枢神経系に効果的とされています。

さらに、ディフューザーを使い精油を吸入すると意識が覚醒して、うつや神経性の緊張、物忘れなどにも効果があると考えられています。

レモングラス

インドや中国の伝統医学では、レモングラスの精油は痛みと発熱を伴う筋骨格系の症状に用いられています。例えば、頭痛、関節痛、筋肉の腫れ、捻挫などの症状の緩和です。また、インドの科学専門誌では、「レモングラスの精油には、中枢神経系を調整して、鎮痛させるとともに働きを遅くする可能性がある」と示唆されていて、脳の疲労や情緒不安定の予防につながるのではと期待されています。

ラベンダー

他の精油との相性がよいラベンダー。20世紀初頭、実験中に火傷を負った香料化学者が、その傷にラベンダーの精油を使ったところ、傷が早く癒えたそうです。ラベンダーには、傷口の細胞を活性化して、修復を促し、傷跡を小さくする作用があります。天然の鎮静剤として、頭痛の際には精油をこめかみに塗ったり、就寝時に枕に数滴精油を落としたりすると深くリラックスした状態になります。

 

 

ブレンドオイルの使い方

用意するものは以下の通りです。

・ローズマリー 3滴
・レモングラス 3滴
・ラベンダー 5滴

①温かい湯を張ったフットバス用の容器やたらいに、ブレンドしたローズマリーとレモングラスの精油を入れて、かき混ぜ、足を10分間浸す。

②冷水125mlにラベンダーの精油を加えて、かき混ぜる。おしぼりなどを浸して適度に絞り、額に当てる。

温かい湯が足の血管を拡張させて、全身の血流が改善されます。一方、冷湿布を頭にあてがうことで、その部位の血管が収縮します。

 

 

眼精疲労に効果的な4つのオイル

ペパーミント

フレッシュな香りのペパーミントは、咳や風邪の調合薬として用いられているほかに、香料としてお菓子のフレーバーや歯磨きとして一般にも広く普及したハーブです。頭をクリアにして、活力や集中力をもたらすといわれています。喘息や気管支炎などの気管支系や消化不良などの消化器系にも効果的です。

ゼラニウム

ゼラニウムの精油の効能は、多岐に及ぶため「オールマイティー」、「ホルモンバランサー(調整作用)」として知られています。体液の滞りや血行不良の症状を改善するなどの循環器系への作用、わだかまりや怒りといった精神的な「いきづまり」状態への効果も期待できます。

ユーカリ

オーストラリアの先住民であるアボリジニは、高い治癒力を発揮するユーカリを昔から活用していたそうです。特に、胸部の炎症に効果的な精油とされ、風邪やインフルエンザウィルス、ブドウ球菌のような細菌にもよいとされています。マッサージブレンドや湿布として、筋肉や神経、循環器系に用いることができ、さらには疲労による頭痛にも効果的です。眼の疲れには、ブレンドして使います。

 

ブレンドオイルの使い方

用意するものは以下の通りです。

・ペパーミント 3滴
・ゼラニウム 3滴
・ラベンダー 3滴
・ユーカリ 1滴
・無香料のベースクリーム、またはスイートアーモンド油 大さじ3

①精油をブレンドし、無香料のベースクリーム、またはスイートアーモンド油と調合する。遮光性の小さなガラス瓶か、容器に入れて保存する。

②ブレンドオイルをこめかみとうなじにつけて、軽くマッサージする。

眼精疲労から頭痛が生じることもあります。ブレンドオイルを保存して、家庭や職場で目の疲れや頭痛を感じた際に使用してみてください。

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『マッサージ&アロマテラピー』では、厳選した30種類の精油の特徴とあわせて、「運動器系の不調に」「心と感情に」「女性の健康を守る」などのテーマに応じた目的別のアロマブレンドを紹介しています。また、精油の力を最大限に引き出す部位ごとおよび全身のマッサージテクニックや、セルフケアもカラー写真で解説しており、治療家にも役立つ1冊となっています。

精油の使用上の注意や禁忌事項については、書籍の中に詳しく掲載していますので、精油の取扱に際してはそちらを必ず確認ください。

★こちらの書籍はAmazonでご購入いただけます。

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★精油の詳細は下記よりご確認ください。

ラベンダーhttp://www.ido-netshopping.com/products/detail365.html
ローズマリーhttp://www.ido-netshopping.com/products/detail366.html
レモングラスhttp://www.ido-netshopping.com/products/detail392.html
ペパーミントhttp://www.ido-netshopping.com/products/detail363.html
ゼラニウムhttp://www.ido-netshopping.com/products/detail361.html
ユーカリhttp://www.ido-netshopping.com/products/detail364.html

■第2回はこちら 免疫力の回復や風邪の症状に効くアロマオイルのブレンド