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【第3回(最終回)】 真向法体操を体験してみよう  日々の生活に取り入れる

真向法協会 小野将広

2016.08.31

マッサージ治療家にもおすすめの養生法

真向法体操を体験してみよう

第3回 (最終回) 日々の生活に取り入れる


真向法体操の基本を紹介してきた本連載。第1回第2回に続いて最終回となる今回は、公益社団法人真向法協会の小野将広氏による第4体操のデモンストレーションから始める。

 

真向法第4体操

 

真向法第4体操の基本姿勢は、正座よりも少し脚を外に広げた「割り座」という座り方である。膝は閉じた状態で、下腿から足首を殿部に沿うようにして、つま先を内側に向ける。

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手の指先を前に向けて床に手をつき、上半身を後方に倒していく。足のつま先が外側に開かないよう注意する。膝や腰に痛みが出て背中を床につけられない場合は、背中と床の間に座布団などを重ねて敷いてもよい。

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背中、頭の順に床についたら、両腕を耳の横に近づけるように真っすぐに伸ばす。膝はできるだけ閉じた状態を保つようにする。その姿勢のままで約1分間、腹式呼吸する。

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その後、片脚ずつ伸ばして楽な姿勢になり、起き上がる。

 

膝が痛くて最初の割り座の姿勢をとることすらできない人もいるだろう。その場合は、写真のようにして片脚ずつ前面の筋肉を伸ばし、徐々に正しい姿勢がとれるようにしていくとよい。

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真向法体操の進め方

 

以上、真向法第4体操までを紹介してきた(第1体操は第1回、第2・第3体操は第2回を参照)。

写真で紹介したのはいずれも、習熟した指導者による「完成形」である。初心者は最初からこの形になろうと無理をしてはならない。小野氏は「現在の身体の可動域の中で、ゆったりと動作を繰り返すことと、1動作ごとに背筋をしっかり立てることを意識してください。そうすると、足腰の筋肉が柔らかくなるなどの効果(第1回で説明)が徐々に現れてきます」と話す。

第2回で述べた通り、真向法体操は4種類の動作のどれかだけではなく、すべてを行うことが重要とされている。どのようにしてこれらを実践したらいいだろうか。小野氏に聞いた。

 

「第1体操から第3体操までを各10回ずつ行うのを1セットとして、2~3セット繰り返します。第4体操はクールダウンとして最後に1回行うだけで大丈夫です。

時間に余裕があるときは、第1体操から第3体操のセットを多く繰り返すと、股関節まわりの血行が促進されて温かくなるのを感じられるでしょう。

そして第4体操まで行ったあと、両腕、両脚を広げた楽な姿勢で少し休むのもおすすめです。その際、自分の身体の状態や心臓の鼓動、周囲の音やにおいなどに意識を向けながらリラックスすることで、瞑想に近い効果が得られます」

 

他の健康法でも同じことがいえるが、日々の生活の中で無理なく続けることが重要である。

真向法にはこれまで紹介した以外にも、正しい形で行うための準備運動として、2人1組で実践する補導体操なども用意されている。

真向法協会本部や各地の認定を受けた教室に通って、正しい真向法体操の行い方や、自分の身体の状態に合った補導体操を直接指導してもらうのが、上達の近道といえそうだ。

真向法協会のホームページ(http://www.makkoho.or.jp/で、本部で開催されている各種講習会の日程や、全国の教室の連絡先を調べることができる。

 

教室に通うのが難しい場合、まずは真向法に関する書籍などを入手するのも一つの入り口だ。下記の書籍は一般の書店やAmazonなどのネットショップで購入可能である。

また、真向法協会のホームページでは上記の書籍のほか、DVDなどの教材も取り扱っている。

なお、最後に注意点として、真向法体操をセルフケアに役立てるのは自由だが、患者に自ら指導するには真向法協会の定める講習を受講し、面接試験などを経て指導者認定を受ける必要がある。